徹底理解ブロックチェーンを読む【ch10】

データのハッシュ化

分散型のP2Pシステムでは膨大な量のトランザクションデータを扱うことになる。 トランザクションデータが唯一のものかどうかの識別と比較はすばやく行う必要がある。

ハッシュ関数の特性

暗号的ハッシュ関数の特徴

  • あらゆる種類のデータに対してハッシュ値をすばやく提供
  • データに対して決定的
    • 同じインプットに対して、同じアウトプットを出力
  • データに対して疑似ランダム
  • 一方向性関数
    • 出力から入力値を追跡出来ない関数のことを呼ぶ
  • 衝突耐性がある
    • 全く異なるデータから全く同じハッシュ値を出力するのが難しい